4つの指導方針

成功や失敗を経験し、やり抜く力を身につける人の育成

子供時代のリアルな体験は、自尊感情やコミュニケーション能力を育て、大人になってからの生活に、大きな影響を及ぼす事になります。リアルな体験とは、直接自然や人・社会に関わる事です。子供の頃に仲間との成功体験をしている人ほど、自己肯定感や『経験したことのないものにチャレンジしてみたい!』といった、意欲関心が高くなります。それにより、将来学歴・年収が高くなるという調査結果もあります。空手を通して「話が聞けるようになった」「帯が結べるようになった」こうした小さな成功は、今後「試合に勝ちたい」など挑戦する意欲が芽生えます。「試合に勝った」などの成功を仲間と共に味わい「うまく出来ない」「試合に負けた」などの経験を糧に投げ出さず、やり抜く力を養い成長に繋がるように指導してまいります。


身体能力向上そして思いやりの気持ちを持つことのできる人の育成

運動神経の良い子と悪い子の違いは「遺伝」や「生まれ持った才能」がすべてではありません。「生まれつき運動神経が悪い人はいない」とスポーツ科学の第一人者で日本女子体育大学学長 深代千之(ふかしろ せんし)氏著書『子どもの学力と運「脳」神経を伸ばすドリル」の中で断言しています。

”文武両道”は運動でこそ作られるのです。「運動神経の良い子」はさまざまな動きのパターンを経験し、運動の基礎となるものを育んでいるです。空手の基本などは突き・蹴りなど40種類以上もあり、頭で考え体を動かしていきます。空手を通して、考える力で運動能力の向上と礼儀を身につけて、思いやりのある人になるように指導してまいります。


人生において、逆風にも勇敢に立ち向かえるような精神を育む

様々なことが起こる世の中で、将来嫌なことがあってもめげないで、それに立ち向かっていく大人になるよな人の育成をしてまいります。どんな年代の方にも様々な経験や辛いことあると思いますが、身体的にも精神的にも少しでも強くなり、乗り越えられるになって欲しいと思います。いじめや理不尽な暴力など悪事に手を出さず、矛を止める『武』として、勇敢で優しい人間になるような指導とサポートしてまいります。


道場生の居場所としてやりがいを持ち健康になっていただける環境づくり

空手は子どもからお年寄りまで、それぞれの年齢にあった稽古と目標が持てるのが、魅力の一つです。空手を通して、世代を超えた交流が日々あります。本道場では、誰ひとり取り残すことなく、それぞれがひとつでも多くの学びを得るために指導してまいります。やりがいと充実感を持って、仲間と一緒に汗を流し、喜びや楽しさを味わえるように、また、安心してずっと通い続けようと思えるような道場を目指します。空手は何歳になってもこの経験を味わえます。一緒に成長していきましょう!